出版のお知らせ
このたび、当会の創設メンバー4人の共著、『弁護士業務の視点が変わる! 実践ケースでわかる依頼者との対話42例-コーチングの基本と対応スキル-』(日本加除出版)が出版されました。
弁護士が法律を駆使するためには、その前提として、依頼者や相談者の考えや価値観をしっかり引き出し共有することが必要で、そのためには対話とコーチングのスキルが必要だと確信して、これまで4人で取り組んできました。
弁護士業界でおそらく初めてコーチングを扱った本です。
日本加除出版様が、私たちの想いを受けとってくださり、出版に向けてご尽力いただいたことに、心より感謝申し上げます!!
この本は法律の本ではなく、クライアントや相談者に向き合う方にとって広く活用していただける内容となっていますので、ぜひ皆様にもご愛顧いただけたらうれしいです!
日本加除出版サイト
〔日本加除出版・紹介文〕
● コーチングの資格をもつ弁護士4名による、依頼者との信頼関係を構築する工夫を集めたケーススタディ。 相談現場で実践してきたコミュニケーションのノウハウを分かりやすく解説。
● 各トピックに収録された会話内容をもとに、依頼者の心情、具体的な声掛けの方法、傾聴や共感のポイントなどをコンパクトに解説。 理論・実践の両面から、依頼者との対話をスムーズにするスキルが身に付く。
すぐに使える具体的な声掛けの方法を会話例の中に多数収録!
「よくある対応→悩みどころ→効果的な関わり方→解説」の構成で、依頼者対応の流れをつかむ!
■ 目次
第1章 総論
第1 コーチングとは何か-弁護士が取り入れる意義―
第2 弁護士がコーチングを取り入れるメリット
第3 本書の構成
第2章 円滑な事件受任と信頼関係構築のための関わり方
第1 相談者との関係性の構築
第2 相談者・依頼者との相談時間の枠組みの使い方
第3 受任が難しいと思われる場合の関わり方
第4 依頼者の言動に対する働きかけ
第5 見通しとして難しいオーダーが出された場合の関わり方
第6 相手への関わり方
第7 メールでの関わり方
第3章 相談者・依頼者の様々な感情に寄り添う
第1 相談者・依頼者の感情に向き合う
第2 感情的になっている相談者・依頼者への関わり方
第3 悩んでいる相談者・依頼者への関わり方
第4 法的アドバイス以外の提案が求められた場合